「『ジャニーさんがおれの首筋から頬にかけて口をつけてくる。その間もずっと
男根がまさぐられていく。これがホモというやつなのか……』
 公次は、『やめてください……。ジャニーさん……。いやですよ……ぼく』と
懇願するが、『最初は抵抗するおれだが、半分はあきらめの境地、半分はこれも
アイドルになるためとわりきって』ジャニー喜多川に身を任せる。これも中谷良
らの経緯と同じである」(北公次の場合)

「ジャニーは今度は下の段に寝ていたメンバーの誰かの布団に入っていった。間
もなくして聞こえている『うう……』『痛いよ』といううめき声。やなせは思った。
『ああ、これこそが地獄じゃないか。俺は耳をふせて、こんなおかしな場所を抜
け出さなくては』」(『さらば!!光GENJIへ』データハウスで柳瀬薫の場合)

「ジャニーさんに、ベッドに誘われた時は正直、驚いた。だが、これからの、こ
の人に育ててもらわなければどうにもならないということも、僕は十分過ぎるほ
ど、理解していたのである。
 これも勉強」(豊川誕『ひとりぼっちの旅立ち』鹿砦社)

「『あ……ふぅ〜』
 と、息を抜いた。
 イッたんだ、ジャニーさん。僕は初めて、大人の男性がイッたのを見た。しか
も、自分も部屋着のまま。ズボンの中にイッちゃったんだ、このおじさん」
(『KATーTUNへ〜赤西仁がやめた本当の理由』