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◆自己最悪7四死球…“大荒れ”阪神・藤浪 連勝6でストップ◆

<巨・神>6回、長野に右前適時打を打たれ天を仰ぐ藤浪
セ・リーグ 阪神2−11巨人(2015年7月11日 東京D)

阪神・藤浪は唇をかみしめ、うつむきながらベンチへと下がった。
5回2/3で自己ワーストを更新する7四死球を与え、自己ワーストタイの7失点。6回途中でKOされ、自身の連勝は6で止まった。
5月8日の広島戦(甲子園)以来、約2カ月ぶりの黒星に「修正点をつかめないまま、バタバタしてしまった。最低限の仕事も果たせなかった」とうなだれた。

試合前のブルペンから調子は「相当悪かった」という。
生命線である直球がことごとく甘く入り、痛打を食らった。
3回は暴投で失点。5回2死満塁では、抜け球の151キロで村田に押し出し死球を与え、6回2死満塁で長野に外角高め154キロを右前にはじき返された。
連勝中に見せた安定感が影を潜めた右腕について、中西投手コーチも「フォーム的にもちょっとね。バランスが悪かった」と首をかしげた。チームは首位・巨人に2連敗。

[ 2015年7月12日 05:30 ]