ジダン先生のお言葉

「キャリアの選択がとても大事なのは、サッカーにはそういう側面があるからだ。
若い選手の中には、どれだけうまくなるかよりも、どれだけ稼げるかを重視する選手もいるようだし、
地道なステップを踏まずに楽をしたがる若手もいる。
そういう選手は20歳そこそこで『自分は既にビッグクラブでやれる力がある』
と思いこんでしまい、結果的にベンチが定位置という状態に陥ってしまう」

「そういった選手を何人も見てきたよ。その年代で一番大切なことは、
実戦の場で少しでも多くプレーすることなのにね。たとえ所属がどれほどのビッグクラブであろうと、
ベンチで時を過ごせば実力は落ちていくばかりだ」

「僕は22歳の時にフランス代表でデビューし、24歳でトリノに渡り、
29歳でマドリーと契約した」と振り返り、
「通過すべきステップを省略しようと考えたことはない」と自身を具体例に、
キャリア選択とともに、着実な成長の重要性を語った。

http://www.soccer-king.jp/news/media/wsk-news/20130502/107589.html