マインツは9日に行われたブンデスリーガ第3節でレヴァークーゼンに3−1で勝利。この試合でゴールを挙げた日本代表FW武藤嘉紀は『ビルト』でチーム最高タイの評価が与えられた。

22分にレヴァークーゼンにリードを奪われたマインツだが、前半終了間際に武藤が今季のリーグ戦初得点に成功。DFダニエル・ブロジンスキが相手ペナルティーエリア内左に侵入して送ったクロスから、左足ジャンピングボレーを叩き込んだ。武藤は後半にも逆転弾の起点となるFKを獲得するなど、勝利に大きく貢献している。

そんな日本代表FWのパフォーマンスを、ドイツ紙『ビルト』も高く評価。チーム2点目、3点目を決めたDFアブドゥ・ディアロとMFスアト・セルダル、この試合で2アシストを記録したMFレヴィン・エズトゥナリと並び最高タイの「2」をつけている。寸評では「常に一生懸命だったが、長い時間孤立していた。しかしチャンスが訪れると、決めた。ハーフタイム直前のゴールで試合を流れを変えている」と記されている。

またドイツ誌『キッカー』で武藤は、ディアロ(「2」)に次ぎ、セルダルやエズトゥナリと同じ「2.5」の採点となった。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』では「孤立していた日本人選手は最初まったく機能しなかったが、徐々に調子を上げ、見事な同点弾を挙げた」と少々厳しめな評価が下され、採点は「3」と及第点だった。

マインツは16日に行われる次節でバイエルン・ミュンヘンと対戦。これまでサンドロ・シュワルツ新監督の下で臨んだリーグ戦ではチーム全体が得点を決められていなかっただけあって、このタイミングでのゴールは大きいかもしれない。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-00000031-goal-socc