エスパニョール戦を圧勝したFCバルセロナはかつてない程の好調なシーズンの幕開けを迎えている。リーガ第3節で勝ち点9、失点ゼロという好調ぶりは初めてのことだ。

第3節目で失点がゼロだったことは以前にもあるが、これほどの得点を入れていたケースは前代未聞だ。

ルイス・エンリケ監督時代のシーズン2014-15に、エルチェ戦(3-0)、ビジャレアル戦(0-1)、アスレティック・クラブ戦(2-0)で勝利を収めたという前例はある。三冠を達成したこのシーズンに、バルサはリーガ第9節のベルナベウでのレアル・マドリード戦(3-1)まで失点ゼロのまま進んだ。

この年、クラウディオ・ブラーボは通算755分目にクラシコで、クリスティアーノ・ロナウドが11メートル先からシュートを決めるまでクリーンシートを守り抜いた。

クラウディオ・ブラーボは、この記録でビクトール・バルデス(686分間無失点)の記録を破り、バルサ史上最長の無失点時間を記録した。

そして今、テア・シュテーゲンがこの記録に近づいている。記録を更新するためには、少なくともあと約6試合(ヘタフェ戦、エイバル戦、ジローナ戦、ラス・パルマス戦、アトレティコ・マドリード戦、マラガ戦の前半まで)で失点をゼロに抑えなくてはならない。

リーガ・エスパニョーラの無失点記録は、シーズン90-91に1,275分無失点を記録したアベル・レシーノが守っている。

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