>>50
ボールから見て何番目に近いかというのを見るといい
1番近い選手は当然、守備時だと寄せないといけないし、攻撃時だとパスを受けにいかないといけない
長谷部、香川、岡崎などが何故長くヨーロッパに留まって高い評価を得られるのかというと
ボールから2番目、3番目の位置になった時の動きが抜群に上手いから

長谷部がその番になったときは安易に寄せずにセンターサークル付近で逆サイドに首を振って仲間に指示を出している事がよくあるし、
自分でもスペースを埋めたり、コースを切ったりポジショニングではほぼミスが無い

香川はボールホルダーとパスの受け手を一つの線と捉えてその線が底辺となるような三角形の位置にポジショニングして
ボールの動きを点や線ではなく面にして敵のブロックやラインを歪めて崩そうと試みる
だから香川が入るとボールはよく回るし、味方も香川も選択肢が持てるので攻めが滑らかになる

岡崎はラストパスを出してくれる選手が突破クロス縦パスなど仕掛けようとする瞬間、
ボールを受けるために近づくのではなく、あえて離れていく動きをする事がある
敵も当然ボールを見なければならないため、ボールから離れる動きをすると視界から消える
だから岡崎は身体能力もテクニックも無いのにあれだけの点が取れる