サッカー日本代表MF井手口陽介(21)=G大阪=の獲得を目指し、イングランド1部(2部相当)リーズ・ユナイテッドがオファーを出していることが10日、分かった。
同リーグ関係者によると、G大阪との契約解除に必要な違約金1億円(推定)を払う考えで、井手口も海外移籍に前向きなことから、
早ければ今冬の移籍市場で契約が成立する可能性が高い。
オーストラリア戦(8月31日・埼玉)で貴重な追加点を挙げ、ハリル・ジャパンをロシアW杯出場に導いた若き主力が海を渡る。

イングランド関係者によると、リーズ・ユナイテッドは今夏の移籍市場でもMF井手口の獲得を目指したが、
Jリーグのシーズン中だったことや、移籍可能期限の問題などで契約には至らなかったという。
その後も調査を続ける中で、ハリル・ジャパンで中盤の主力として定着しつつある「原石」への評価は高くなる一方。今冬の獲得を見据えてオファーを出した。

井手口はG大阪との契約を来季以降も残しているが、リーズは契約解除に必要な違約金約1億円(推定)を払う考え。獲得への本気度がうかがえる。
また、井手口もすでに海外移籍に備え、英会話の勉強を開始。
G大阪でチームメートだったFW堂安律(19)が今年6月、オランダ1部フローニンゲンに移籍が決まった際に
「タイミングが合えば。しっかり挑戦したい」と前向きな姿勢を示しており、契約がまとまる可能性は高い。

リーズは1919年に創設された歴史あるクラブ。
イングランドのトップリーグがプレミアリーグに移る前年の91〜92年シーズンに優勝を果たした。
03〜04年シーズンにプレミアリーグから降格後は2部、3部相当のリーグで戦う。
今夏から元日本代表MFの藤田俊哉氏(45)=写真=が選手編成などを担当する強化部のスタッフとして在籍していることは、井手口にとってもプラス材料だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-00000037-sph-socc
9/11(月) 5:02配信