池江泰寿調教師

――凱旋門賞に向けて、馬場に適応することは可能か?(現地記者)

「今日より悪くなったら苦しくなりますね」

――今日のサトノダイヤモンドの調子については?(現地記者)

「良いときに比べれば今ひとつです」

――左脚をケガしたようだが今後の準備に影響は?(現地記者)

「(凱旋門賞まで)3週間あるので、しっかりと準備したいと思います」

――今日の結果を受けて、今後の過ごし方は変わりますか?(現地記者)

「ほとんど変わりませんね」

――オルフェーヴルでは2回勝って、今回は負けてしまいましたが?(現地記者)

「日本のファンが期待していましたので、勝ちたかったです」

――外傷はレースに影響したか?

「もちろん無傷に越したことはないですし、やはり走りに影響はしますよね。あとは後ろから何度も乗っかかられると、ケガ以上にメンタル的に厳しいです。アウェイの洗礼とでも言うべきでしょうか」

――「負けることで見えてくることもある」と言っておられましたが?

「そうですね。これから分析します」

――ルメール騎手は「馬場とコンディション」の2つを敗因に挙げていましたが?

「2つとも大きな敗因だと思います。そのコンディションをどう分析するかですね。コンディションと一言で言ってもたくさんありますから。
今の時点でハッキリとは言えませんが、何となくは分かっています。3週間で何とかベストに持っていけるように頑張ります」