今夏の第99回全国高校野球選手権に出場した松商学園高校(松本市)硬式野球部に所属する部員2人が「生活指導上の問題」を起こし、
日本高野連が同校を厳重注意処分としていたことが9日、分かった。関係者によると、大会後の飲酒が判明したほか、喫煙もあったという。

 同校によると、8月下旬、同校の2年生4人に問題があったことが判明。このうち2人が野球部員だった。事実関係を確認し、県高野連に文書で報告したという。
同校は、問題の具体的内容について「日本高野連が日本学生野球協会審査室に上申しない判断をしているので、明かせない」とした。

 同校の小尾淳美教頭は取材に、「決して起きてはならないこと。学校としても野球部としても、周囲の期待を裏切らないよう、今後指導していきたい」と述べた。

 日本高野連は、2日に開幕した第137回秋季北信越高校野球県大会中信地区予選への出場は差し支えないとし、同校は8日に初戦を戦った。

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170910/KT170909FTI090007000.php