元SMAPの稲垣吾郎(43)、草ナギ剛(43)、香取慎吾(40)の3人が、当面の間、名刺持参で活動することが9日、分かった。
複数の関係者が明らかにした。3人は8日に契約期間満了で、ジャニーズ事務所を退社。
この日からは、新規の仕事などについて新たな窓口となった弁護士が代理人となって対応することが決まった。
関係者は「代理人の連絡先が明記された名刺を作成したようです」と明かした。

ジャニーズ事務所在籍時はマネジャーがスケジュール管理などを行い、新たな仕事についても同事務所が窓口となって進められていた。
だが、フリーとなった今、移動やスケジュール調整を含め、1人でこなさなければいけない状況だ。
現在のレギュラー番組などについては、プロデューサーなど番組スタッフが直接、本人と連絡を取っている。
新たな仕事のオファーなどは、窓口が分かりづらいことで、今後の仕事に支障をきたす恐れがあった。

代理人となる弁護士は、窓口となって、条件面の交渉や契約などを引き受けることになる。
また3人は、代理人とは別に、近いうちに昨年1月に解散・分裂騒動の責任を取って
ジャニーズ事務所を退社した女性マネジャーが設立した新会社と契約するとみられる。
関係者の1人は「今月中にも女性マネジャーと合流するのでは」と明かす。
ただ、合流後も、ジャニーズ事務所に対する配慮などから、窓口については引き続き代理人の弁護士が務める可能性もある。

3人は、今月下旬にも新たなファンクラブを発足させるなど、着々と水面下で再出発に向けた準備を進めている。
この日、弁護士事務所は電話などに対して応答はなかったが、今後の活動方針について、徐々に明らかになっていきそうだ。

◆ファンは西武園に集結

SMAPがデビュー26周年を迎えた9日、ファンがゆかりの地に集合した。

SMAPのデビューイベント(1991年)が行われた埼玉県・西武園ゆうえんちには、約800人のファンが訪れた。
“聖地”にはSMAPの楽曲約30曲が流れ続けた。
埼玉県春日部市から駆けつけた女性は、「ここでファンミーティングやった時も駐車場から何百人と声援を送った。
今日も上から見ようと観覧車からプールを見た」と感慨深げ。
退社した3人へ「ずっと応援します」と誓った。14枚目シングル「がんばりましょう」の歌詞に登場する東京タワーにもファンが集結。
歌詞にちなんだおみやげ「努力」と「根性」のキーホルダーは前年同日比3割増の売り上げ。
東京タワー大神宮には、SMAPメンバーの幸せを願う絵馬が多く奉納されていた。

http://news.livedoor.com/article/detail/13591374/
2017年9月10日 5時5分 スポーツ報知