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ＳＣ軽井沢ク日本選手権見送り　協会へ質問状
毎日新聞2017年7月4日 19時08分(最終更新 7月4日 19時08分)
　日本カーリング協会（ＪＣＡ）が平昌五輪に出場する男子のＳＣ軽井沢クに来年１月の日本選手権出場を見送らせることになり、チームは４日、
方針を決めたＪＣＡに疑問点があるとして質問状を送る意向を示した。
　ＪＣＡは先月の理事会で「（五輪の）調整を優先させる」として平昌五輪の男女代表チームの日本選手権出場を見送らせることを決定。
五輪シーズンは３月に行うのが通例だった日本選手権を１月下旬からの開催に前倒しした。ＳＣ軽井沢クは大会５連覇中だが、記録が途切れる。
セカンド山口剛史は「記録に挑戦したかったのに残念」と話し、両角友は「五輪出場チームが参加すれば盛り上がるはずだった。
日本一を決める大会ではなくなってしまうのでは」と懸念を口にした。
　ＪＣＡは長野県カーリング協会を通じて方針を通知したが、浪岡正行専務理事は「チームにはいつでも説明を行う」としている。


ＳＣ軽井沢クが協会に説明要求　選手権見送り
毎日新聞2017年7月8日 22時25分(最終更新 7月8日 22時25分)
　来年２月の平昌五輪に出場するカーリング男子のＳＣ軽井沢クのスキップ両角友佑が８日、同１月の日本選手権参加を見送らせた
日本カーリング協会（ＪＣＡ）の決定について、ＪＣＡ側に説明を求めた。チームは６日付で質問状も送付した。ＪＣＡはこの日、
東京都内であった総会後に対応を協議。後日開く理事会で回答内容を詰めるが、五輪代表チームの出場見送りの方針は変えないとしている。
　ＳＣ軽井沢クの選手５人と、長岡はと美コーチの連名で出された質問状では、五輪シーズンは３月に開催していた日本選手権を五輪前の１月に変更した経緯
▽五輪代表チーム不在で日本選手権を開催する意義−−をＪＣＡに回答するよう求めた。チームはＪＣＡの決定が唐突だったとしており、
総会に出席した両角友は「『納得できるまではまた質問をする』と伝えた。理由がはっきりしないと、次回の北京五輪でもズルズル行ってしまう」と説明した。