プレミアリーグは7日、シーズン開幕直前の木曜日に市場を閉鎖することで合意したと発表した。来年は8月9日の午後5時以降は、他クラブからの選手獲得が出来ないことになる。

 今夏、欧州5大リーグの夏の移籍市場は、スペインを除く4か国が8月31日。スペインも9月1日に締め切られた。ただシーズン開幕後に主力選手を引き抜かれたチームはたまったものではない。こういった駆け引きをなくすためにも移籍期間の短縮は以前から叫ばれていたが、プレミアリーグがいち早く決定した。

 『ESPN』によると、欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は「リーグが始まったあとで、別のクラブでプレーするのはよくない。私は短くすることを支持する」とプレミアリーグの動きを歓迎している。

 ただし、他国のリーグがこれまで通り8月31日などに締め切り日を設定した場合、プレミアリーグから他国チームへ移籍することは可能となっている。本当の意味で移籍期間短縮を実現させるためには、他国の協力が必須となる。
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