タレント、出川哲朗(53)が8日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演。
司会を務める女優、黒柳徹子(84)から「今空前の出川ブームで子どもたちの間で大人気」と紹介され、出川は子どもたちに受けている理由を考察した。

黒柳が「どんなところが面白いのでしょうね?」とストレートに尋ねると、出川は「ど、どういうことでしょうね」と、どもりながらも
「一生懸命体を張ったり、ちょっとちんぷんかんぷんなことを言ったり。ちんぷんかんぷんなことを言ったりって自分で言うのもおかしな話なんですが、
動揺すると変なことを言ったり、そういうところを面白がって」と分析した。

黒柳が「前はちょっとね、嫌われてる男の第1位とか抱かれたくない男の第1位とか、そんなことを言われていた時代もあったんですけど、かわいいとみんなに言われて大人気になって。
これ、本当におめでとうございましたね。ようございましたよね」と受け入れられ方の変化に触れると、出川は「僕自体は、仕事内容もやってることも本当、20年前と何も変わらないんですよ。
でも、みなさんが気持ち悪いとか言ってたのが、女子高生とかがかわいいと言ってくれるようになって。
時代が僕に追いついたんです」と語った。

体を張る芸風について、黒柳が「首の骨以外全部折ってるって本当ですか」と尋ねると、出川は「はい、鎖骨、背骨、あばら、手首、足首…」と骨折した箇所を確認しながら挙げた。
それに対して「そういうとき、みんなはお金を出してくれるんですか? つまらないことを聞くようですが」と尋ねられた出川は「本当いやらしい話になっちゃいますが、けがしちゃった番組が払ってくれますね。
さすがにそれは払っていただけたら」と笑った。

その後も、出川がカナダで熊と戦った話などを披露すると、黒柳が「過酷なことをなさるのは、どういうことで」と理由を聞いた。
出川は「結果、このVTRはお客さんの前に出すんですけど、そのときにお客さんが、『出川バカだな』って笑ってもらえれば十分ですね。
真顔だったらショックで出せないんですけど、熊と戦ったVTRとか、お客さんがみんな手を叩いて笑ってくれるんで。
格好つけて言うわけじゃないんですけど、本当にお客さんが笑っている姿を見たら、やって良かったなって素直に思えるんで。
とくに今は、ちっちゃい子とかが『出川さん、けがしないでがんばってね』とか、お母さんに言われるんじゃなくて、自分で近づいてきて言われたら泣きそうになっちゃって。
そんなこと言われたら、熊とかライオンとも戦えるなって」と、子どもに好かれているエピソードも交えながら、体を張って笑いを取る理由を語った。

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2017年9月8日 14時34分 サンケイスポーツ

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