9/6(水) 1:57配信
Football ZONE web

前半44分、韓国にアクシデント発生 急遽MFク・ジャチョルを投入する事態に

 韓国代表が薄氷を踏む思いで9大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めた。ロシアW杯アジア最終予選グループA最終戦で敵地ウズベキスタン戦に臨んだ韓国は、決定力を欠いたもののスコアレスドローで切り抜け、グループ2位を死守して本大会出場を決めた。

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 韓国は前半開始1分、左サイドの角度がないところからJリーグでのプレー経験を持つFWイ・グノがシュートを放つと、これがゴールポストを直撃。勢い良く立ち上がったがゴールとはならなかった。

 すると次第にゲームはホームのウズベキスタンのペースになった。高さで上回るウズベキスタンはコーナーキックでも迫力のあるゴール前へ飛び込みを見せて韓国ゴールを脅かした。さらに前半20分には、MFハイダロフが約25メートルの強烈なミドルシュートを放つと左ゴールポストを直撃した。

 前半44分にアクシデントが韓国を襲う。DFチャン・ヒョンスが負傷し、急遽MFク・ジャチョルを投入する事態となった。前半アディショナルタイムに、韓国FWソン・フンミンが、エリア右サイドに抜け出してシュートを放つも、これもポスト直撃した。このままスコアレスで前半を終えた。
ウズベクが交代で勢いをつけようとするも…

 後半に入るとウズベキスタンは15分までに選手交代2回を行い、勢いをつけようとしたが、その思惑に反してゲームは韓国ペースになった。しかし、ゴール前に次々と侵入しながら決定力を欠く韓国は、スコアを動かすことができずに時計の針が進んでいった。

 一方のウズベキスタンは勝利が絶対条件ながら、ペナルティーエリア内になかなか侵入できず、このままスコアレスで試合が終了。試合前の時点での3位シリアがイランに2-2で引き分けたことにより、韓国が勝ち点15で2位、シリアが同13で3位、得失点差でウズベキスタンが同13で4位という最終成績になった。

 韓国は本大会出場を決め、シリアはプレーオフにW杯初出場の望みをかけることになった。


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