EXILEのボーカル・TAKAHIRO(32)が3日、都内で行われた映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』の舞台挨拶に出席した。
1日に女優の武井咲(23)と結婚を発表後、初の公の場への登場だった。
TAKAHIROは左手小指に指輪をつけていたものの、報道陣からの結婚に関する質問に対しては会釈をしたのみでコメントは残さなかった。

一方の武井は、自身が主演をつとめるドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)に続き、10月からは『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)にも出演予定。
また、来年1月期放送のドラマにも出演予定だったが、現在妊娠3カ月で出産が来春であるため出演が可能なのか再考されるという。

また、武井が現在抱えている10社のCMについても対応が協議されている。
一部メディアでは所属事務所が4日から、スポンサーなどの関係各所に“おわび行脚”を行っていることが報じられており、今回の結婚報道で生じる違約金についての話し合いも行われているという。
特に武井が出演している製薬CMについては、授乳中の服用を避ける注意書きがされているため放送終了が濃厚だ。

「武井の所属事務所がここまで慌てているのは、今回の結婚発表がいかに想定外だったかがわかる。
通常であれば所属事務所が看板女優でもある武井のプライベートを把握しているはずですが、今回は両者の意思の疎通がままならなかったことを証明しています」(芸能記者)

交際期間2年半を経ての結婚となった二人。武井本人は周囲に「気が楽になった」と語っているようだが、逆に対応に追われる周囲は気が緩むことはなさそうだ。

■武井が作った前例が今後の女優を救う?

また、武井の事務所の副社長が一部メディアの取材に応じ、これまで同事務所のルールと言われていた
「25歳まで恋愛禁止」について「本当はそんなルールじゃない」「契約書に書かせているわけでも何でもない」とコメントしたことが話題を呼んでいる。

「『25歳まで仕事に邁進しなければ芸能界では成功しない』という話が一人歩きして、恋愛禁止ルールとして伝わってしまったようです。
また、『誰が見ても大女優だとなれば、25歳だろうが、24歳だろうが世間が認めてくれるという意味合いで言っている』ともコメントしている。
しかし、武井と同じ事務所で実力・人気ともに高いとされる上戸彩(31)でさえ、結婚は自身が27歳になった誕生日まで待って入籍しています。
そうなると、実質“25歳まではするべきではない”と言っているようなものだという声もあります」(芸能関係者)

そういったことも含め、今回の突然の結婚発表は武井が意図的に起こした”反乱”だという声が根強い。 

「2015年に報じられた武井とTAKAHIROの熱愛に、武井の事務所は“今後は第三者がいても、2度と会わない”とコメントを残すほど交際を否定をしていましたが、
武井は熱愛発覚後初の会見で『今でも変わらず仲よくしています』と語り、報道陣を驚かせました。
当時から、そういった“暗黙のルール”に反抗していたんでしょうね。
看板女優でもある武井が先陣を切ってこういった前例を作ったことで、後輩タレントたちへの道しるべとなったのかもしれません」(前出・関係者)

今回の武井の結婚は、結果的に周囲を慌てさせることになっているが、同事務所の女優たちにとっては、大きな一歩になったのかもしれない。

http://dailynewsonline.jp/article/1351792/
2017.09.05 12:15 デイリーニュースオンライン