有村架純「ひよっこ」撮影終了し号泣…「私の宝物。すごく誇りに思う」
2017.9.4

女優の有村架純(24)が4日、ヒロインを務めているNHK朝ドラ「ひよっこ」の撮影を終えた。
同局内のスタジオで最後の出演シーンを撮影。そのチェック後にこれまでの出演シーンを
まとめたVTRが流され、何度も目元をタオルでぬぐっていた。

スタッフの「撮影終了です」のかけ声とともにクラッカーが鳴らされた。
スタジオにはヒロイン・みね子の父親役の沢村一樹、母親役の木村佳乃ら豪華な顔ぶれも集結。
一人一人が花束を渡して、有村の頑張りをねぎらった。

感無量の面持ちでマイクを持った有村は「毎日毎日、『ひよっこ』のことだけを考えて過ごしてきました」
とヒロインとしての責任を背負って演じていたことを告白。
「こんなにも温かい皆さんと、こんなにも温かい作品を作ることができて、何よりも幸せです」と感謝した。
「つらい時、悲しい時、苦しい時、どんな時も思い浮かぶのは皆さんの顔でした。谷田部みね子として
『ひよっこ』という世界で過ごせたことは私の宝物です。すごく誇りに思います皆さんには
感謝の気持ちでいっぱいです」と声を震わせながら振り返った。

見届けた沢村は「みね子!本当に、本当に、よく頑張ったなぁ!」と父親としてねぎらった。
木村も「架純ちゃんは1年間ぶれることなく、本当に大変な中、頑張ったと思います。
なかなかできることではないと思います」とたたえ、「またご飯行こうね。大好きです」と語りかけた。

すずふり亭の料理長・牧野省吾役の佐々木蔵之介は「自分自身、あらゆるものを作品に捧げていたのが尊かった。
あなたはとても高貴に見えました」と女優魂を称賛。同級生の助川時子を演じた佐久間由衣は
「本当に幸せな時間でした。本当にお疲れ様でした。大好きです」と涙声で感謝した。

「ひよっこ」は1964年の東京オリンピック前後の時代、茨城県を舞台にした架空の村・奥茨城村で育った、
有村が演じる谷田部みね子の成長と人との出会いを描いたドラマ。
出稼ぎのために東京へ行った父・実を追って上京し、様々な出来事を乗り越えていく。

ドラマは昨年の11月2日に茨城県内のロケでクランクイン。約10カ月の撮影を終えた。
放送は今年の4月3日から始まった。ビデオリサーチ調べによる関東地区の世帯平均視聴率は、初回が19・5%、
9月2日までの期間平均は20・1%で、最高は8月8日放送回の23・7%だった。

デイリースポーツ on line
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/09/04/0010524046.shtml
https://daily.c.yimg.jp/gossip/2017/09/04/Images/d_10524097.jpg
https://daily.c.yimg.jp/gossip/2017/09/04/Images/d_10524082.jpg
https://daily.c.yimg.jp/gossip/2017/09/04/Images/d_10524132.jpg
https://daily.c.yimg.jp/gossip/2017/09/04/Images/d_10524144.jpg
https://daily.c.yimg.jp/gossip/2017/09/04/Images/d_10524114.jpg
https://daily.c.yimg.jp/gossip/2017/09/04/Images/d_10524111.jpg
https://daily.c.yimg.jp/gossip/2017/09/04/Images/d_10524136.jpg