元ブラジル代表のペレ氏は、FWネイマールのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍を肯定的に捉えているようだ。

今夏の移籍市場における最大のビッグディールとなったネイマールの移籍。バルセロナを後にしたことが、ブラジル代表FWにとってキャリアの後退となったと見る向きもあるが、ペレ氏は異なる見解を述べる。

オ・レイ(ペレ氏の愛称、王様の意)はスペイン『マルカ』とのインタビューで、同胞FWの移籍について次のように話した。

「彼にとってこの動きはじつに良いものだった。バルセロナではメッシとの激しい競争があるからね。彼にとっては大きなチャンスだし、動くことが必要だったわけだよ。今の彼は、自分に何ができるかを示すことができるわけだ。もちろん責任は危険でもあるが」

ネイマールとペレ氏にはともにサントスでプロデビューを果たしたという共通点があるが、欧州にわたったネイマールとは異なり、ペレ氏は同クラブ一筋で現役を終えている。ペレ氏は自身が移籍をしなかった理由をこう説明している。

「オファーはいくつも受け取っていたさ。レアル・マドリーだけでなく、ユヴェントス、ナポリからもオファーをもらい、ドイツからもバイエルンでベッケンバウアーとともにプレーすることを促された。少しの迷いはあったが、しかし私はサントスで最高の時期を楽しんでいたんだ。忘れてはいけないが、あのチームだって素晴らしかったんだよ」

9/4(月) 8:56配信 goal
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170904-00000001-goal-socc

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170904-00000001-goal-000-2-view.jpg