2020年東京五輪の“開会式出場”を目指す東西若手講談師5人が「講談戦隊 ゴリンジャー:五輪講談会」
の第7回公演を開いた。

1日、なかの芸能小劇場でのことだ。5人の講談師による演目は五輪競技に絡めた物で、
一龍斎貞鏡(31)は「那須与一扇の的」でアーチェリーを古典で表現した。
田辺銀冶(34)は師匠でもあった田辺一鶴作の「東京オリンピック」の入場のもようを着物からスルスルと
国旗を引っ張り出しながら口演し、拍手を浴びた。

神田山緑(41)の演目はパラリンピックを題材にした「盲目のメダリスト河合純一物語」。
玉田玉秀斎(40)は「世界を驚かせた男子バスケの挑戦」で八村塁(19)が所属するゴンザガ大
(アメリカ・ワシントン州)がNCAAトーナメント(全米大学選手権)で大活躍、東京五輪にかける期待を新作講談に仕上げた。

5人をまとめるリーダーの旭堂南鷹(44)はロス五輪柔道金メダリスト・山下泰裕氏の物語「日本柔道の矜持」を読んだ。
来る2020年7月24日の開会式の当日、5人のスケジュールは空けてあるという。まだ、オファーはない。

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170904-OHT1T50129.html
http://www.hochi.co.jp/photo/20170904/20170904-OHT1I50068-L.jpg
動画
https://www.youtube.com/watch?v=PoW56_i0rCA