◆2018年ロシアW杯アジア最終予選B組 日本―サウジアラビア(5日、サウジアラビア・ジッダ)

2018年ロシアW杯出場を決めた日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が、
来年6月14日開幕の本大会で好成績を残した場合、銀座パレード実施に関心を示していることが2日、分かった。
指揮官はW杯での具体的な目標を明かしていないが、日本史上初のベスト8以上を達成すれば、実現の可能性が浮上しそうだ。
チームはロシアW杯アジア最終予選最終戦、サウジアラビア戦(5日)に備え、開催地ジッダに入った。

観衆が沿道を埋め尽くす銀座を、ハリル・ジャパンがパレードする!? W杯出場を決めたハリル監督の夢プランが明らかとなった。
指揮官は昨年10月に行われたリオデジャネイロ五輪・パラリンピックのメダル獲得選手による銀座―日本橋室町間(2・5キロ)のパレードの様子をテレビなどの報道で見た。
関係者によれば、約80万人が国を代表して戦った英雄を祝福する姿に感動し、自身も同じ体験をしたいと考えたようだ。

ハリル監督もアルジェリアを率いた14年ブラジルW杯で同国を史上初のベスト16に導いた際、首都・アルジェでパレードを行った。
大会前には批判が少なくなかったが、集まったサポーターは口々に「ハリルホジッチ!」と叫び、
監督続投を強く訴えるなど、指揮官にとって忘れられない思い出となっている。

パレード実施には、サッカーファンだけではなく、日本全体を熱狂させる結果が必要だ。
ハリル監督は、ロシアW杯の具体的な目標は口にしていないが、以前FIFA公式サイトのインタビューで
「ブラジル大会のアルジェリアより先に上に行きたい」と8強以上に意欲を示していた。
日本はW杯でトルシエ監督の02年日韓大会、岡田武史監督の10年南アフリカ大会に記録した16強が最高。
8強以上に進めば、ハリル監督は歴代最高の名将になる。

8月31日のW杯最終予選オーストラリア戦でW杯切符をつかんだ際、「日本国民全員にささげたい」と語った指揮官。
来年のロシア大会で結果を残せば、国民と一体になれる凱旋パレードの実現に異論はないだろう。

チャーター機でジッダ入りしたハリル監督は「(オーストラリア戦で)勝ったから疲れはない」と笑顔。
サウジ戦に向け「勝利の味を味わいたいし、選手にも味わってもらいたい」と15年6月からスタートし、
約2年3か月に及んだW杯予選を白星で締めくくる決意を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00000019-sph-socc
9/3(日) 6:03配信

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