チェルシーがアーセナル(以上イングランド)からイングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン(24)を獲得する見通しとなった。英『BBC』が現地時間28日(以下現地時間)に報じている。

 2011年8月にサウザンプトンから加入し、アーセナルで198試合に出場してきたチェンバレン。今季も開幕からすべての試合で先発出場してきたが、残り1年となった契約の延長を拒んできた。

 チェルシーはコメントを拒否したが、『BBC』によると、移籍金に関してアーセナルと合意に達したとのこと。ただし、チェンバレンにはリヴァプールも関心を示しており、オファーを出す可能性があるとも伝えられている。

 移籍が実現すれば、チェルシーにとってFWアルバロ・モラタ、GKウィリー・カバジェロ、DFアントニオ・リュディガー、MFティエムエ・バカヨコに続く今夏5人目の補強。アントニオ・コンテ監督は先日、さらなる補強を望む発言をしていたが、チェンバレンはその一人目となる。

 チェンバレン同様、FWアレクシス・サンチェスとMFメスート・エジルも契約最終年を迎えているアーセナルは、27日のプレミアリーグ前節でリヴァプールに敵地で0対4と完敗。開幕3戦で2敗を喫している。

 アーセナルのレジェンド、イアン・ライト氏は28日、『BBC Radio 5 live』でクラブが「てっぺんから最下層まで危機」にあると指摘。アルセーヌ・ヴェンゲル監督は退任すべきと主張した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000013-ism-socc