"戦争"は敵を殺すためだけでなく味方を殺すためにも仕組まれる。
"神風特攻隊"の死はエリートの死に方であり、底辺の死は例えば
南方で餓死して蛆湧くような死に方だった。それを"犬死"としない
ために、すなわち"戦死”を正統化するために用意された文化装置
が"靖国"であった。結局、"靖国"とは"戦争"を美化するための文化
装置である。