レアル・マドリードの下部組織インファンティールA(U-14)で昨季プレーしていた中井卓大くんが、今季U-15年代のカデーテBへの昇格を果たした。レアルが公式サイトで発表し、「偉大なクオリティーの持ち主」と称賛。ドリブル突破とインテリジェンスの高さが評価されている。

「ピピ」の愛称で知られる天才少年が、世界最強のトップチームへと続く階段をまた一段上った。2014-15シーズンにアレビンAのカテゴリーで白い巨人の門を叩いた中井くんは、現在13歳で中学2年生。世界中の逸材が揃うインファンティールA在籍23選手中8人が足切りとなるなか、今季カデーテBへ3度目の昇格を果たした。そして、すでに新体制で練習に参加している。

 日本サッカー界の至宝は、レアル公式サイトのプロフィール欄で称賛されている。

「6年間過ごしたアスル・シガ(日本)からやって来たトップ下だ。彼は偉大なクオリティーの持ち主で、試合における最高の視野を誇る。ドリブルとインテリジェンスに優れ、チームに貢献する」

「チームメイトとプレーするのがすごく楽しい」

 かつてレアルのブラジル代表DFマルセロを呆然とさせた衝撃的なドリブルワークなど、クオリティーの高さが特筆されている。そして「チームメイトとプレーするのがすごく楽しい」という中井くんの、新シーズンにかけるコメントも紹介されている。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は以前、「クリスティアーノ・ロナウドよりも重要」と圧倒的なポテンシャルを評価していた。11歳からレアルの一員になった中井くんはシビアな生存競争を生き抜き、世界最高峰の舞台でその技を磨き続けている。

8/26(土) 12:26配信 フットボールZONE
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写真
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レアル・マドリード
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