そして双方は、すでに激減していた能年の「仕事」についても激しくやり合うことになる。

「我々が(代理人として)入ってからは、常に彼女は仕事をやりたがっていました。『仕事をください』という要求を、6回も書面で出しています。
するとレプロ側は『事務所との信頼関係がない限り、仕事は与えられない』という回答を送ってきた。
『では、その信頼関係はどうやったら作れるんですか』と返すと、『社長との個人的な信頼関係がなければ仕事はあげられない』。
そして、弁護士を介さずに社長と本人の一対一で話し合いをしたいと言う。
ただ、代理人がついた事件で、当事者同士が直接交渉するということは、弁護士倫理上も許容できない。到底認められなかった」

これに対して、レプロ側の主張はこうだ。

「向こう側は、『とにかく仕事を入れろ』と言ってくる。しかし、ドラマや映画の仕事だと3ヵ月や半年にわたることもある。
そんな長期の仕事を、事務所との信頼関係がないタレントに入れることはできません。



能年さんは信頼関係関係どうでもよくてただ仕事したかった模様