今夏、ベフェレンに加入した森岡は、開幕4試合で2ゴール4アシストをマーク。史上最高額での移籍となったが、投資が無駄にはならなかったことを、指揮官のフィリップ・クレメント監督は強調している。
「我々はすぐに彼が大きな才能を持っていることに気づいた。素晴らしいクオリティを持っている。ポーランド時代に見て、会長にすぐに報告したよ」
ベフェレンは決してビッグクラブではないため、森岡が今後も活躍を続けていけば、来夏には引き抜きのうわさも絶えなくなるだろう。しかし、会長のダーク・ヒュイック氏は慎重にことを運ぶことを示唆している。
「彼は今、ベルギーで一番の10番タイプだと思う。移籍金は1000万ユーロ(約13億円)でも高すぎないと聞いているよ。どこにも売りたくはないけどね」
一方で、森岡自身はスペインでのプレーを夢見ており、バルセロナに憧れていることを明かす。しかし、現在はベルギーでのプレーに集中していると語った。
「もっと適応していけるし、いつかはスペインでプレーしたい。ユース時代の監督は僕を見てバルセロナの(アンドレス)イニエスタを想像していたみたいです。いつかそうなれればいいですね。でも今は一歩ずつ改善して、まずはベルギーで実力を証明したいです」
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