来夏100回大会の優勝を狙う大阪桐蔭の新主将に中川卓也内野手(2年)、副主将に根尾昂内野手(2年)が21日に選出された。

19日の3回戦・仙台育英戦に敗れ、新チームは翌20日から始動。
20日に2年生部員21人と面談を終えた西谷浩一監督は「満場一致で中川に決まり、21日に部員に伝えました」と明かした。

中川は仙台育英戦の9回の守備で一塁ベースを踏み忘れた。
その後、チームは悲劇的な逆転サヨナラ負けを喫し、史上初となる2度目の春夏連覇の夢がついえた。
右ふくらはぎを負傷している中川は20日の初練習をベンチで見守ったが、根尾とともに円陣ではゲキを飛ばした。

「(前主将の)福井さんの足元にも及びませんが、いいところをたくさん吸収したい」と決意を表明。
「先輩が成し遂げられなかった春夏連覇に向けてやっていく」と意気込んだ。

投打の二刀流、根尾も「前チーム以上のことができないと日本一になれない。
2倍3倍声を出し、足を動かしたい」と抱負を語った。
最強世代でまずは連覇がかかる来春の選抜大会出場を目指す。

写真:<仙台育英・大阪桐蔭>
9回裏2死一・二塁、若山の遊ゴロで一塁手・中川が一塁ベースを踏めず試合終了ならずピンチが広がる…
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000010-spnannex-base