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2017/08/21(月) 18:12:46.23ID:CAP_USER9北村は冒頭、授業について「今日の授業は本当に画期的です」と強調し「私自身が驚いている」と自信をのぞかせていた。
今回は、ただ夜道を歩いているだけで痴漢の容疑がかけられ、57日間という期間を費やしようやく無実が証明された……という男性の再現VTRを流すことになった。
これは、実際にあった事件だったそうで「彼の行動には学ぶべき素晴らしい対処法と教訓が隠されている」と紹介した。
ちなみに、VTRの主人公・春日井さんはオードリーの春日俊彰が務めた。先生役で出演している相方の若林正恭は「アイツのドキュメンタリーだ」とヤジを飛ばしていた。
■春日井さんの行動と北村の見解
・主人公の春日井さんは同僚らとお酒を呑んだ後、アプリのルート検索を起動し、徒歩で約2時間かけて歩いて帰った。1時間ほど歩いた頃、警察官に止められ職務質問を受けたが、丁寧に答えていく(この時春日井さんは、痴漢があったことを知らなかった)。
→近くに痴漢被害女性がおり、面通しがあった可能性がある。職務質問にしっかり答えたのは良い判断。被害女性が近くにいたので、警察官の本気度が違う。こういう場合に立ち去ろうとしても怪しさが増してしまうため、任意捜査のうちに容疑が晴れるよう協力することが大事。違法な捜査を抑制するためにも、警察官に断った上で録音しても良い。
・その後刑事が現れて「この近くで痴漢があって、“あなたの顔が犯人に似ている”と被害女性が言っている」と告げられた。身の潔白を証明するために警察署に行くことを任意で同意。警察署では事情聴取を受け、呼気検査、歩行チェック、指紋採取などが行われた。しばらくすると、ようやく開放される。春日井さんは自宅に帰って今回の出来事の経緯を記録。ルート検索の履歴を頼りに、具体的な帰宅ルートと時間を記入した。
→今回の場合、お酒を飲んでおり、裁判で不利になる可能性があったので書き留めておいて正解。事情聴取の最中に防犯カメラの記録を要請しても良い。防犯カメラを見れば、冤罪であることはもちろん、真犯人が映っている可能性もあった。
・その後、弁護士にアポイントメントをとった。
→できれば任意同行する際に弁護士へ連絡しておく。知らない場合は弁護士会に頼った方が良い。
・弁護士にルート検索のことを伝えると、「警察には見せないでください。このルートに当てはめて事件のストーリーを作られる可能性がある」と言われる。「警察が違うストーリーを提示してきたら、これを証拠に崩していきましょう」と説明を受けた。
→指紋の検査などをしなくても、ルート検索だけで無実が証明された可能性がある。
・捜査は結局57日間を要し無実が証明された。
→指紋採取したものを使って、微物検査(容疑者の手に被害者の衣服の繊維が付着していないかの検査)があり、これが無実の決め手になった。
ここで北村は、微物検査よりもさらに精度の高い最新技術“DNA鑑定”について紹介。
最新の科学技術では、肌が触れた衣服の表面から細胞片を検出し、この細胞片を解析することで触った人が分かり、“ふれたのか”、“触ったのか”、“揉んだのか”が判明すると説明した。
この検査を用いて、電車などで痴漢冤罪にあった場合は「両手をあげて“私は今から何も触らないDNA検査をやってくれ”と叫ぶこと」を提案。
これには生徒らも「画期的!」、「これ良いわ!」と絶
インターネット上でも「めちゃくちゃ画期的」「勉強になった!」「痴漢冤罪……ホント怖いな(汗)」「今日のしくじり先生、価値あり過ぎ勉強になる」と反響だった。
北村は最後のまとめの教訓として「痴漢冤罪は急にやってくる。その時に対応できる知識を持っておこう」と訴えていた。
http://news.livedoor.com/article/detail/13500113/
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』 北村晴男弁護士
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