20日に行われるセリエA開幕戦インテル対フィオレンティーナについて、イタリア複数メディアは日本代表DF長友佑都のライバル、DFダルベルト・エンリケの先発が有力であると予想している。

インテルは元指揮官ステファノ・ピオリ率いるフィオレンティーナとの注目の一戦に向けて15日から練習を再開。長友も胃腸炎から回復し、練習復帰した。しかし左サイドバックでは、9日、ニースからブラジル出身の23歳ダルベルトが加入しており、開幕戦先発の座を巡って、長友との間でポジション争いが繰り広げられている。当初、ダルベルトは加入後間もないため、指揮官ルチアーノ・スパレッティの戦術理解度が心配されており、長友が有利と見られていた。

しかし17日、『メディアセット』によると、スパレッティは長友が離脱中の12日にレッチェで行われた親善試合レアル・ベティス戦(1-0)の先発メンバーを起用する意向で、左サイドバックにはダルベルトが予想されている。このほか『ガゼッタ・デロ・スポルト』や『スカイ』、『ユーロスポーツ』なども長友のベンチスタートが濃厚だと分析している。

一方、『Goal』の現地編集部は「ルチアーノ・スパレッティは左サイドを長友にするかダルベルトにするかで迷っている」と前置きした上で、長友の先発を予想している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170818-00000010-goal-socc