スペインのバルセロナ市内で17日、歩行者専用エリアに車両が突入し、少なくとも60人以上の死傷者を出す事件が発生したことを受け、パチューカに所属する日本代表MF本田圭佑が自身のツイッターでメッセージを送った。

 事件はバルセロナ市のメインストリートで観光客が多く集まるランブラス通りで発生。少なくとも13名が亡くなり、50名以上が負傷しているようだ。地元警察はテロ事件として捜査しており、攻撃に関与したとされる男性を逮捕したという。運転手は車を捨てて逃亡したと報じられている。

 サッカー界からも続々と哀悼のメッセージが送られ、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、今夏バルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマールも自身のSNSで哀悼の意を表明。

 今夏パチューカに加入した本田も、自身のツイッターでメッセージを投稿し、スペイン語で思いを伝えている。

「バルセロナのために祈る。私の心はバルセロナの全ての人々とともに、特に被害に遭われた家族の方々とともにある」

「このような事件が二度と起こらないことを祈っています」

 バルセロナは20日に行われるリーガ・エスパニョーラ開幕戦のベティス戦で、両チームが喪章を着用してプレーすることを発表。また、開幕戦ではリーガ・エスパニョーラの全クラブが試合前に黙とうを捧げることも決定している。

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