ミクシィがプロスポーツ参入!…楽天、ソフトバンク、DeNAに続き
2017年8月18日5時0分

スマートフォン向け大ヒットゲーム「モンスターストライク」などで知られる
IT大手「ミクシィ」(東京・渋谷区)が、2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、
プロバスケットボール・Bリーグやサッカー・Jリーグなどプロスポーツ界に参入する構想が17日、分かった。
同社の持つIT技術を生かし、スマートフォンなどを通じてファンとの距離を近づける取り組みを計画。
Bリーグでは、チームへのスポンサー支援やリーグビジネスを展開する。
また、同社が主体となるスタジアム・アリーナの建設構想も判明した。

国内大手のIT企業「ミクシィ」がプロスポーツ界に“参戦”する。
本格的なスポーツ界での取り組みは同社では初めてとなる。

構想によると、Bリーグの試合に来場したファンが楽しめるようなさまざまな仕掛けを計画。
「音楽と光の融合」を図り、同社の持つコンテンツを生かすなどIT技術を駆使した取り組みとなる。
チームへのスポンサーとなるほか、試合演出にも関わる。
月内に発表される見通しで、Jリーグとも協議を始めている。

ミクシィはSNSをヒットさせ、エンタメ事業に特化したXFLAG(エックスフラッグ)スタジオも設立。
スマホ上のキャラクターをひっぱって遊ぶ「モンスターストライク」が世界で4000万ダウンロードを記録した。
同社のコンテンツとスポーツを通じた取り組みで相乗効果を狙う。

2016年から始まったBリーグではスマートフォンで入場できる「電子チケット」を採用した。
日本バスケットボール協会(JBA)などは情報システム大手「富士通」とパートナー契約を締結し、
選手の情報を一括で管理するデータベースを開発するなど、これまでITを積極的に活用している。

また、ミクシィが五輪を見据え、将来的にスタジアム・アリーナを整備する構想もある。
場所は渋谷区などが候補に挙がっている。施設は屋根を設置してバスケ、サッカー、ライブなどを想定。
スポーツ開催日以外にも人が集まることができる場所を理想としている。

これまで、複数の民間事業者が渋谷区の代々木公園内の陸上競技場周辺を再開発する計画が判明。
同場所は建築物の高さや面積などに一定の制限がかかる「風致地区」に指定されており、渋谷区の担当者は
「さまざまな規制がある。スタジアムなどを建てる場合は国、都、区との協議や手続きが必要」としている。

プロ野球ではIT企業の楽天、ソフトバンク、DeNAがプロ野球に参入し、活性化につながった。
関係者からは、ミクシィの“参戦”でBリーグ、Jリーグでの新たな展開を期待する声が上がっている。

(後略、全文はソースで)
スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/topics/20170817-OHT1T50286.html