コンビニで化粧水や菓子パンなどを万引したとして、栃木県警足利署は17日、窃盗の疑いで同県足利市南大町の契約社員、原裕美子容疑者(35)を逮捕した。原容疑者はマラソンランナーとして活躍し、平成19年の大阪国際女子マラソンで優勝するなどしている。

 逮捕容疑は7月30日午後4時15分ごろ、足利市大月町の「セブン−イレブン足利大月町店」で化粧水、菓子パン、菓子など8点(2673円相当)を盗んだとしている。

 同署によると、容疑を認めている。在庫整理で商品が足りないことに気付いた店長が今月3日、同署に届け、店の防犯カメラの映像などから浮上したという。

 原容疑者は足利市出身。宇都宮文星女高から平成12年に京セラに入社。初マラソンの17年名古屋国際女子で2時間24分19秒で優勝。同年の世界選手権(ヘルシンキ)は2時間24分20秒で6位入賞を果たした。

http://www.sankei.com/affairs/news/170817/afr1708170019-n1.html