0001YG防衛軍 ★@無断転載は禁止
2017/08/16(水) 16:30:01.30ID:CAP_USER9シーズン前半と比べ、監督交代後は失点が減少傾向にあるのも、そうした部分にフォーカスしてトレーニングに取り組んでいるからだが、リーグ戦後期に入って最後尾でゴールを守るGK畑実(写真)のパフォーマンスによるところも大きい。
今シーズンはなかなか出場機会を掴めない時期もあったが、6月に行われた天皇杯2回戦の水戸戦で先発出場を果たすと、リーグ戦では第20節の山口戦から前節まで8試合連続でフル出場中。思い切った飛び出しや鋭い反応で、毎試合1、2点は防ぐファインセーブを見せている。
また、GKとしてチーム全体を鼓舞する振る舞いが周囲に与える作用も小さくない。試合終盤にクロスからゴールを許した前節は、ピッチに倒れ込むフィールドプレーヤーもいるなか、顔を上げて前を向き、仲間たちの背中を押した。
「もちろんショックでしたけど、まだ時間は残っていましたし、点を取りにいくんだという姿勢を見せないといけないと思いました。自分に言い聞かせるという意味合いもありますし、メンタルを沈ませず、気持ちを切り替えるためにもそういう振る舞いをすることが大事だと思っています」
昨シーズンからゴールマウスを守ってきた佐藤昭大も復帰間近のほか、プロ4年目でチャンスを掴みJリーグデビューを果たした野村政孝、新加入の内山圭とGK陣のポジション争いが激しくなるなか、193cmのサイズは大きな武器。安定感と経験値が高まり周囲からの信頼がより増せば、その存在感はさらに大きくなる。
文:井芹貴志(熊本担当)
明治安田生命J2リーグ 第28節
8月16日(水)19:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs FC岐阜
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00035777/