女優、有村架純(24)が邦画界の救世主になるらしい。有村と人気グループ、嵐の松本潤(33)がダブル主演する映画「ナラタージュ」(10月7日公開)に映画業界が沸いているのだ。その最大の理由は過激すぎる濡れ場にあるというが…。

 有村は2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレークし、映画やドラマ、CMで活躍。現在放送中の朝ドラ「ひよっこ」でヒロインを演じている。そんな日本を代表する若手人気女優が過激な濡れ場に挑戦しているのが「ナラタージュ」なのだ。

 島本理生氏のベストセラー小説を原作に、「GO」や「世界の中心で、愛をさけぶ」を手掛けた行定勲監督がメガホンを執る同映画は、演劇部顧問の高校教師(松本潤)とその教え子だった女子大生(有村)、彼女の演劇仲間(坂口健太郎)の三角関係を描く。

 原作小説のヒットもあり、映画化が決定した当初から話題となっていたが、さらに注目されたのが、原作で描かれるヒロインの濃厚なラブシーンだったとか。試写を観た映画ライターは明かす。

 「正直、朝ドラのヒロインや多数のCMに出演している有村がヒロインを演じると聞いた時は、あまり期待していなかったのですが…。実際には松本さんと浴室でズブ濡れになってキスを交わしたり、座ったまま正面から抱き合う体勢で激しく絡み合ったり、坂口さんと正常位で交じり合ったり、文字どおりの体当たりの“艶技”で驚きました。人気絶頂の若手女優がここまで激しい濡れ場を見せたのは昨今では記憶にありません」

 実際、試写会場ではマスコミ関係者から有村の熱演に感嘆の声が挙がっていたという。

 一部では公開が10月7日になったのは、有村の濡れ場が過激すぎるため、「ひよっこ」の最終回を待ったのではないかとも報じられているが、さらにはこんな話も…。

 「有村さんの所属事務所サイドがNGを出したのでお蔵入りになりましたが、実は公開シーン以外にも、もっと過激な濡れ場があったそうなんです」(同映画ライター)

 もしこれが事実なら残念でならないが、それでも今回の有村の果敢なチャレンジを芸能評論家の三杉武氏は高く評価する。

 「昨今の邦画業界は、原作の認知度の高さから出資者が集まりやすいアニメの実写映画が隆盛で、大人が楽しめる作品が少ない。そうした影響から、作品の芸術性によっては脱ぐこともいとわない、いわゆる“映画女優”が不足しているのが現状です。有村さんのようなトップの若手女優がこうした挑戦をすることは、邦画界にも大きなプラスになるでしょう」

 有村には今後の邦画界のためにも、もう一肌も二肌も脱いでほしい。

https://news.infoseek.co.jp/article/15fujizak20170815008/