SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)は13日、草薙陸上競技場で2試合を行う。優勝争いは3チームに絞られ、勝ち点5のU―18(18歳以下)チリ代表が首位に立ち、同4のU―18チェコ代表と同3の静岡ユースに逆転優勝の可能性が残る。

 6年ぶりの頂点を目指す静岡は首位のチリと対戦する。初戦のチェコ戦では後半に2失点して逆転負けを許したが、U―18日本代表に1―0で勝利した。積極的な守備で粘り強さを発揮するが、2試合のシュート数は合計27本で2得点と決定力に課題が残る。

 チリは80分間で勝てば優勝が決まる。日本戦は両サイドから好機をうかがって2得点し、PK勝ちしたチェコ戦は圧倒的なボール保持で優位に進めた。突破力を武器に初出場初優勝を狙う。

 まだ勝利のない日本はチェコに挑む。チリと静岡の守備を崩せず、シュートの精度も低く連敗した。2年後のU―20ワールドカップ(W杯)を目指すチームで、2020年の東京五輪にも絡む世代。代表に定着するためにも最終戦で意地を見せたい。チェコは手堅い守備からの速攻で戦ってきた。長身選手が多く、空中戦も見どころの一つ。フィジカルの強さを武器に日本の攻撃を封じ込めにいく。



 ■13日の試合

 日本 16:00 チェコ

 静岡 18:20 チリ

 (会場は草薙陸上競技場)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170813-00000012-at_s-socc