TEENのお母さん


雨が降っている
ベランダでいる時は
只々泣いて、泣いてもいい
雨音が雨が
背中を優しく包んでくれる

いつからか
悲しいだの、辛いだの
感情が出せないように
雨の日はすこし
泣いてもいいのだ

まぁ、ばぁばの泣き顔
あかん、あかん。



もう耐えられない
もう無理!
そんな日がある
普通の振りをして、ぎりぎりのところで暗い死の淵を覗きこんで崖っぷちを歩いている
未だ目が開いてるから
落ちないように出来る