>>294
ZETTはサッカーではシューズやユニでなくゴールやビブス、コーンといった周辺用具では国内大手
もちろんプラのカラーコーンや金属製のゴールを自社工場で作ってるわけじゃないよ
下請けの塩ビ加工屋や金属加工屋さんが作って(作らせて)ZETTが自社製品として売ってる

スポーツギアってのは一般向けのシューズやシャツウェアとか以外の
所謂中級以上向けとかの専門ギアの市場って競技ごとでは意外と小さいんだよ
それこそアディナイキレベルで世界相手にしてないと特定競技特化ならともかく
複数のジャンルにわたって自社企画自社製造なんて車や電機とかと違って
製品の売上以前に大規模な製造施設への投資自体が難しいレベル
グラブなんて皮革を手縫いして作るわけだし木製バットなんかも木材を削りだして
細かい仕上げは職人が手作業で調節する
どう考えても大規模投資で大規模設備作って
大量生産大量販売でコスト下げてって市場じゃないんだよ
それが以前はこの(下請け)職人をミズノやZETTは社員としてまとめて雇用してたから
あたかもミズノやZETTが大規模生産を行ってる大企業に見えてたけど
もはやそれだけの体力も市場も無くなってきたので
そういった職人はいったん切ってそのうえで個人事業主や小規模事業主として
完全に外注業者として契約し直してるって状況なんだよ
個人や小規模ブランドの乱立ってのはそういう事情
決して高額(プレミアム)ブランド商品が人気!とか人気市場に新規参入ブランドが続々!
といった理由ではない、いや実態はむしろ全くその逆
皆、もうそれしか食ってく手段がないってとこまできてる

そしてそのツケはより高級ブランド商品化したグラブやバットとして
学生やアマ、草野球プレイヤーに転嫁されていき、結果更にパイを小さくすることになる