本紙が4、5月に報じた4人組ロックバンド「L’Arc〜en〜Ciel」(ラルクアンシエル)の解散・独立騒動。
6月には「週刊新潮」がラルクの事務所会長の20億円不動産蓄財情報を報じたものの、その後、独立に向けた具体的な動きは漏れ伝わってこない。

芸能関係者は「今は、それぞれソロ活動に専念しています。hydeは今月5〜6日に沖縄でライブをやりましたし、t
etsuyaも同26日にライブを行う予定です。ken、yukihiroも同じ。ラルク自体は特に何か進展しているようには見えませんね」と話す。

現段階でグループとしての活動は予定されておらず、4人が年内に集まる機会もなさそう。では、このまま解散はしないのだろうか。

「もともと事実上の活動休止状態ですからね(笑い)。お金もたんまり持っているし、ガツガツ稼ぐ必要がない。
ファンを逃さないために、たまにライブをやって楽しませるというのが今の基本的なスタンスですから。
あとはソロという自己実現の場で、好きなようにやれれば満足なんだと思います」(同)

だが、メンバー間の関係が悪いのは相変わらずのようだ。実は、こんな情報をキャッチした。

ラルクは今年4月に東京ドームで25周年ライブを2日間にわたって行った。
一部では「盛り上がった」と報道されているが、舞台裏では険悪な空気が漂っていたという。

ラルクをよく知る関係者がこう耳打ちする。

「終演後に、打ち上げをやろうということになったんですが、kenだけ来なかったんです。楽屋にはいたそうなんですが…。
25周年のメモリアルイヤーのライブ、しかも東京ドーム公演が無事に終われば、顔ぐらい出すでしょう。聞けば、tetsuyaとひと悶着あったんです」

ラルクの4人は普段から意思疎通が難しいため、ほとんど音合わせをやらないで本番に臨む。やるとしたら当日のリハーサルだけだという。
25年も一緒にやっている上に、使用する音楽機材も決まっているので、それが可能なのだが、そのリハーサルで問題が起こった。

「tetsuyaが、使う予定だったベースを変更したいと言いだしたんです。
新しい、自身をモデルにしたベースにしてほしいと。ラルクの時に使えば、ソロのライブの時に売れるらしい。
ステージの写真を宣材として利用できますからね」(同)

結局、使われることになったが、カンカンなのがkenだ。急な変更で「音が合わないからギターが弾きづれえ。
中音がグチャグチャ。さすがに音が取れない」とお手上げだったという。

「kenとしては、せっかくの25周年のステージが台無しにされたということでしょう。
とても打ち上げする気分じゃなかったそうですよ」(同)

このメンバー間の不協和音が、今後グループにどう影響するのか。
取材を続けたい。

http://news.livedoor.com/article/detail/13465093/
2017年8月12日 16時30分 東スポWeb

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