高校生だから動いて1時間再試合

老人は一歩も動かずに引き分け

【竹刀を構えたまま、お互いに一切動かず試合終了】
https://www.youtube.com/watch?v=xFY0DHaNoIs
竹刀で激しく打ち合う、一般的な剣道のイメージからすると「無気力」にも見えるこの試合。
しかし、専門家は「気迫あふれる真剣での斬り合いを想像させる」と称賛する。

剣先をわずかに動かすだけ
16年11月23日に入間市武道館(埼玉県入間市)で行われた入間市剣道大会。
地元の選手が一堂に会するこの大会の1試合で、「事件」は起こった。

激突したのは80代と70代の、いずれも7段の高段者だ。
激しい打ち合いが繰り広げられるのかと思いきや、2人は試合中、まったくと言ってよいほど動かなかった。
試合は結局、そのまま「引き分け」に終わっている。