SPEEDが売れて、事務所を強くした功績もあって、当時、上原多香子の給料は月に200万円を超えることもあったそうだ。
対してET-KINGのTENNは2014年当時は、殆ど芸能活動による収入はなく、非常に焦っていたという事実が関係者から述べられていたという。
また、当の嫁である上原多香子からは冗談交じりではあったものの、
「この人私の稼ぎで食べてるからね」
と、言われ続けていたそうであり、それに対してTENNもジョークで返していたものの、内心はプライドをズタズタに引き裂かれていたことは想像にかたくない。
こうした経済的な格差に精神は疲弊、かといって経済活動の場を他に移すということも出来なかった為に、徐々に追い込まれていたのは明白だ。
社会に出ている男性の自殺の原因の大半は、実は仕事が9割型関わっている。
しかし、真面目でプライドが高い人間は、それを他人に打ち明けることが出来ない為に、自ら答えを見つけようにも見つからないのだ。
結果的に全てに疲れ果てて、自殺という手段で楽になるのだ。