息詰まる投手戦の末に0-1で敗戦、パスボール→暴投で決勝点許す

台湾・台南市で行われている「第4回 WBSC U-12ワールドカップ」は6日、大会最終日を迎え、侍ジャパンU-12代表は2大会ぶりの銅メ
ダル獲得を逃した。5日まで行われたスーパーラウンドで3勝2敗の3位となり、3位決定戦へと進んだ侍ジャパンU-12代表。オープニング
ラウンドで敗れていたメキシコと再戦したが、息詰まる熱戦の末に、0-1で惜敗した。

侍ジャパンU-12代表、銅メダルはならず 仁志監督は選手称える「涙を流すくらいの成長をしてくれた」(侍ジャパン応援特設サイトへ)

両チーム投手陣が好投し、バックも好守で盛り立てる引き締まった好ゲームとなったメキシコ戦。勝負を分けたのは、わずかなミスだっ
た。両チーム無得点で迎えた5回。この回からマウンドに上がった山口滉起(大阪東リトル)が、1点を失った。先頭のイチロー・カノに与
えた四球をきっかけに2死二塁とされると、3番ファン・パブロ・ティラドの打席で初球がパスボールとなり走者が三塁へ。3球目が暴投と
なって三塁走者が生還し、1点を奪われた。

打線はメキシコ先発のファン・パブロ・エルナンデスの前に得点を奪えず。初回2死一、二塁、2回2死三塁、4回2死三塁と得点圏に走者
を進めたが、無得点。最終回も2死から山口が左中間への二塁打を放ったが、最後の1本が出なかった。


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