◆ナショナルズ3―7マーリンズ(8日・ワシントン)

 マーリンズのイチロー外野手が8日(日本時間9日)、敵地のナショナルズ戦で
「7番・左翼」で先発フル出場。スライディングでピンチの芽を摘み、
「僕にとっては普通のプレー。100回あれ打ってきたら、100回捕ってあげますよ」と、
自信をのぞかせた。

 7−3で迎えた7回1死一塁。右の強打者、ジマーマンの強烈な打球が左翼を襲った。
素早い反応を見せたイチローは落下点へ一直線し、滑り込んで好捕。一塁走者がすでに
二塁を回っていたため中継に入った遊撃手へ送球。併殺を完成させ、失点を食い止めた。
「ジマーマンはああいうライン際の打球が多い。ドライブしてくるのは分かっていた」と
振り返った。

 相手走者を“一掃”したファインプレーを、現地実況では
「イチローがトラフィック・キャッチだ。すごい」と絶叫して称賛した。打撃では
4打数無安打。3試合連続無安打で打率2割2分6厘となったが、安定感のある守備で
チームの勝利に貢献。43歳のベテランが存在感を見せつけた。

スポーツ報知
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