お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司に代表されるように、ハゲが市民権を得つつある芸能界だが、ビジュアルイメージを売りにする芸能人は、まだまだそこまでの意識には至っていないのが現状だ。
とりわけルックスを売りにしているミュージシャンは、隠したがる傾向にあるらしい。

テレビ関係者がこう明かす。

「先日も、一部夕刊紙に、人気バンド『ミスターチルドレン』のボーカル・桜井和寿の衝撃的な目撃情報が報じられました。
全国ツアーの京セラドーム公演に登場した桜井が、前髪の方に髪を集め、それをスプレーでガチガチに固めていたというんです。
この報道がネット上で拡散されたとき、ユーザーたちは衝撃ならぬ“笑撃”を受けていましたね」

ミスチルといえば、“自分探し”をテーマにしたような歌詞で90年代から圧倒的な人気を博してきた。
とりわけフロントマンの桜井は、垂れ目の愛くるしい顔立ちで女性ファンがメロメロ。

その黒髪は時にサラサラのセンター分けだったり、横分けにしたりと変幻自在のはずだった。
それが、頭髪後退の危機にあるとすれば、どんなカッコイイ歌を歌っても、失笑を買いかねない。

「矢沢永吉のように、ダンディーな形で薄毛になればいいですが、後退するだけだと、ハゲオヤジ然としたルックスになってしまう。
そうしたら、歌に説得力がなくなるかもしれません。さすがに47歳なのでやむを得ませんけどね」(同関係者)

桜井だけではない。隠れハゲミュージシャンとして囁かれているのが、昨年、覚醒剤取締法違反の罪に問われたデュオ「CHAGE and ASKA」のASKAだ。

「今年1月、写真誌『フライデー』が福岡に滞在するASKAを直撃したんですが、目を凝らすと前頭部の皮膚がうっすらと見えるそうなんです。
全体的にもっさりした、鳥の巣のような髪形で、その部分が薄くなっているので、余計に際立っていたそうです。
なので、業界では『ASKAがCHAGEになってきた』と囁かれているんですよ」(スポーツ紙デスク)

そんな中もう1人、隠れハゲ疑惑が一向に晴れないミュージシャンがいる。

それはB’zの稲葉浩志だ。

「稲葉は『かっこいいボーカリスト』に必ずといってよいほど挙げられる超絶イケメンで知られます。
圧倒的な歌唱力は、衰え知らず。ところが、以前から後頭部が薄くなっているのでは? との指摘があるのです。
たしかに、あるライブビデオで確認すると、薄いような気がしますね」(音楽関係者)

だが、ここ何年かの間で、毛根が蘇ったかのようなフサフサ具合になっているという。
そこで「増毛手術に踏み切ったとしか思えない」という噂が囁かれているのだ。

「関係者の間で『稲葉ハゲ説』の根拠の一つになっているのは、稲葉のお父さんもだいぶ薄かったということがありますね。
お父さんは、完全に後退していましたから。
なのに、息子があれほど若々しい髪を維持できているのは不自然ですらある。増毛の可能性も捨てきれません」(同関係者)

事実ならば、いっそのこと、カミングアウトしてほしいものだが、そこまでの“ウルトラソウル”を求めるのは酷かもしれない。

http://tocana.jp/2017/08/post_14088_entry.html