芸能界の御意見番、マツコ・デラックスの「野球部出身者dis」が波文を呼んでいる。

 7日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演したマツコ。「野球部は人間力を育てるところじゃない」というテーマで議論した際、マツコが吠えた。

 マツコは、テレビや広告など業界関係者に名門野球部出身者が多いと語り「十中八九クソ野郎」と断罪。同番組の大川貴史Pを見ればわかる、とネタ混じりではあったが、野球部出身を完全にバカにしていた。

「テレビ界ではどちらかというとタブーに近いネタかもしれませんが、さすがマツコですね(笑)。野球に限らず芸能やテレビ、広告はハードワークですし、名門でのスポーツ経験など体力ある人間を採用する傾向があります。

が、そもそもスポーツで人間力が育まれるという考え方はおかしいです。得るのは体力と忍耐くらいでしょう。特にそれ以上の意味なんかありませんよ。もちろん素晴らしい人格者もいますが、それと野球そのものが関係あるのかどうなのか」(記者)



今回の発言にはネット上も「正論」「野球部クソはよくわかる」「野球部で犯罪たくさん起きてるしな」と概ね同調の様子。体力が必要な業界なのだろうが、そこで優れた人間ができるというわけではないようだ。

 8日からは高校野球全国大会もスタートするが、類を見ない面白さと注目度を認めた上で、それが人間形成と直結しないことを自覚すべきだろう。無論、世間は自覚しているのだろうが、高野連や大企業の上役は盲目的に採用しているのかもしれない。

 今回のマツコの発言には「本当のこと言っちゃったwwww」という声も多い。いずれにせよ、痛いところを突いたということか。



http://biz-journal.jp/gj/2017/08/post_4039_2.html