マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督がこれまで移籍市場に投じた額が10億ポンド(約1450億円)を超えた。サッカーの監督としては史上初のことだと、英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 ユナイテッドは今夏、FWロメル・ルカクの獲得に7500万ポンド(約109億円)を投じるなど市場に大金を使った。それだけではなく、モウリーニョ監督はキャリア17年で11億ポンド(約1600億円)を選手の獲得に費やしたと記事は伝えている。

 もうすぐ10億ポンドの大台に到達するのが、バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督で、これまでにおよそ9億7000万ポンド(約1380億円)の補強をしてきたとのことだ。

 また、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、そして現在はマンチェスター・シティとビッグクラブを渡り歩くジョゼップ・グアルディオラ監督は8億5900万ポンド(約1250億円)分の補強をしてきたとのこと。

 近年は移籍金の高騰が続いているだけに、モウリーニョ監督に次ぐ10億ポンド突破者の誕生は遠くなさそうだ。

8/6(日) 14:18配信 フットボールチャンネル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170806-00225184-footballc-socc

■“10億ポンドを費やした指揮官”…マンUのモウリーニョ監督、史上初の快挙

イギリスメディア『デイリーメール』によれば、マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は、今夏ベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得した時点で、史上初の“10億ポンドを費やした監督”となったようだ。

 モウリーニョ監督は今夏ルカクを獲得した時点で、過去の移籍費用も含め、約10億ポンド(約1450億円)を費やした監督として、サッカー史上1人目になった。

同メディアが分析したところ、セルビア代表MFネマニャ・マティッチの獲得も含めると同監督はキャリア17年間で11億ポンド弱(約1594億円弱)を動かしていることがわかった。約1594億円というと、今夏バルセロナからパリ・サンジェルマンに約290億円で移籍したブラジル代表FWネイマールを約5.5回獲得できる計算だ。

 以前モウリーニョ監督が指揮していたレアル・マドリードのライバル・バルセロナを指揮し、現在も同じ街でライバルとして競っているマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は同監督の半分を上回る約8億5900万ポンド(約1245億円)を費やしているようだ。

 また、バイエルンを指揮しているカルロ・アンチェロッティ監督は、22年間のキャリアでチェルシーを筆頭に9クラブを率いているが、現在までで約9億9000万ポンド(約1435億円)を選手の獲得などに費やしており、モウリーニョ監督に一番近い監督であるという。

 今回、この分析を行った『デイリーメール』は、各取引時点でのポンド値を考慮しながら計算しているようだ。

8/6(日) 17:51配信 サッカーキング
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00622661-soccerk-socc

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170806-00225184-footballc-000-1-view.jpg