J1ベガルタ仙台MF古林将太(26)が、5日のアウェー・鹿島戦(午後6時半、カシマ)で、J2名古屋から移籍後初先発することが濃厚となった。4日に仙台市内で行われた最終調整で、右ウィングバックに入った。

 「最初から100%でガンガンいきたい」と古林。7月23日に期限付き移籍し、仙台デビューとなった同30日のホーム・柏戦で途中出場し存在感を発揮した。対鹿島戦は湘南時代の2015年10月のアウェー戦で得点し、勝利に貢献。「あの時はシャドー(下がり目のFW)でしたが、どのポジションでも得点が活躍になる。鹿島は強いが、受けずに攻めていく」と語った。

 1トップのFW石原直樹(32)は、柏戦でMF中野嘉大(24)の同点弾をアシストするなど好調。広島時代の13年12月の鹿島戦では2得点を挙げ、勝利に導いた。「優勝争いのいい雰囲気で決められた。今は別のチームで状況も違うが、自分らしくやるだけ」と意気込んだ。

 4戦ぶりの先発が確実なMF奥埜博亮(27)も昨年8月のアウェー・鹿島戦(1〇0)で決勝弾を入れた。「今回も狙っていく」と2年連続ゴールへ気合十分。実績ある“三本の矢”が6戦ぶりの勝利をもたらす。(竹内 竜也)

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