今、最も乗っている男がチームに勢いをもたらす。「(連続ゴールは)もちろんほしい。流れの中から取りたいし、シュートを打てる所に顔を出したい」。直近の公式戦で3戦2発。前節の横浜M戦に続きJ1で2試合連続ゴールとなれば、大宮に在籍した12年8月以来、5年ぶりとなる。
鳥栖の元日本代表FW豊田とは08年に小林伸二監督(56)が指揮を執った山形で共にプレー。2人で計24点得点を挙げた。「点を取るために頭を使えるFW」と元同僚を認めつつも、“小林チルドレン対決”に負けるつもりはない。
気温の上昇と共に出番も増え、FW鄭大世や右MF枝村とのコンビネーションもさえてきた。セットプレーでも枝村のボールにドンピシャのタイミングで入ることができており「合っているから、どんどん狙っていけたら」と意欲。この先はC大阪、柏など上位勢との戦いが続く。187センチの大型ストライカーは「この連戦は大事」と、表情を引き締めて敵地へと向かった。(武藤 瑞基)
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