大相撲で優勝32回を誇る“昭和の大横綱”大鵬の孫で元関脇・貴闘力の長男・納谷幸男(22)がプロレスデビューすることが4日、決定した。9月14日に行われるリアルジャパンの後楽園ホール大会で初陣を飾る。対戦相手は現在、交渉中で近日中に発表される。

 都内で会見した納谷は「父、祖父が偉大な人物でその名前ばかり先行してしまわないように自分の実力で認めていただけるような選手になっていきたい」と話した。

 祖父に13年1月に72歳で亡くなった大鵬の納谷幸喜さん。父は、元貴闘力の鎌苅忠茂氏(49)と最強の遺伝子を持つ納谷は格闘家を目指して2013年3月に初代タイガーマスクの佐山サトル(59)の下に入門。出場予定だった今年2月の格闘技大会が延期となり、今回のデビュー戦に至った。

 佐山は「素質を持っている。これからのびしろはもっともっとある選手。かなりの期待値を持って見ている。おじいちゃん、お父さんの名前の大きさに負けないように意識しないように自分の道を突き進んで欲しい」と期待した。

 納谷は1994年8月17日、東京都江東区生まれ。埼玉栄高校卒。身長197センチ、130キロ

スポーツ報知2017年8月4日16時26分
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