パブコメ募集の時点で獣医学部新設を特区申請していたのは加計学園・岡山理科大学と京都産業大学の2校。京都大学iPS細胞研究所との連携などを柱とする京産大の計画案が充実しているのは、
誰の目にも明らかだった。計画内容で差をつけるのは無理。そこで政府は、無理やり“物理的な条件”を考え出す。

まず、昨年11月9日の国家戦略特別区域諮問会議で唐突に出された「追加の規制改革事項」を同会議の決定事項にし、「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を
可能とする」として事実上の地域規定を設ける。大阪府立大学に生命環境科学部獣医学科があることから“関西圏は除外”ということだ。

次に政府側は、“京都と大阪は違う”と言われることを恐れたのか、京産大が学部新設を断念せざるを得ない別の条件まで付け加える。概要の「2、内容」の冒頭、「上記趣旨を満たす平成30年度に
開設する獣医学部」の一文だ。獣医学会が抱える問題として挙げられるのは獣医学分野での「教授」が不足していること。ましてや特区申請が認められるかどうか分からない状況では、教授の
先行確保などできるはずがない。当然、建物などハード面での準備も不十分。普通に考えれば、1年3カ月で新学部建設と人材確保ができるわけがない。地域と開学時期を指定されたことで、
京産大は獣医学部新設断念に追い込まれていた。公平・公正を欠いた特区認定の過程は、政府による犯罪行為と言っても過言ではあるまい。

でっち上げ諮問会議に、理不尽な条件提示――。今年1月、文科省・内閣府の共同告示で獣医学部新設を認めた政府の学部設置者募集には、加計学園しか応募しなかった。つまりは、仕組まれた
「一者応札」。政府が、首相のお友達に便宜供与を図った前代未聞の“事件”である。



畜産公務員獣医師の賃銀があまりにも低いから人が集まらないのに、学校さえ作れば
低賃銀でこき使えるというのが安倍の考える「岩盤規制突破」らしいw

それなら全国にどんどん医学部を増やしては如何か? 医者の賃銀を共産主義国家並みに
下げたら医療費抑制できるぞw わははwww


法科大学院創設で法曹界の岩盤規制が突破され、今や弁護士は余りまくって低賃銀でイソ弁するか、
独立して仕事が全然ないか、行政書士などをやるしかないようになった。弁護士というだけでは今や
銀行も融資を断るようになった。

医者も同じようにすれば?w 共産主義国家だったルーマニアの医者は月給300ドルだそうだ。
ブカレストの病院にはイギリスの病院の募集広告が貼られていて、医者がどんどんロンドンなどに
移住して足らなくなっているそうだぞ。日本の医者は英語で診察なんかできないので、外国に逃亡する
心配もあるまい。

安倍総理よ、是非とも医者の岩盤規制突破してくれw そして医療費を圧縮するのだw
財務省は大喜びだろうw わははwww