>>794
安倍応援団だった三橋が安倍批判しているんだが?w m9(^Д^)プギャー

小渕政権の再評価 三橋貴明オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10604026335.html

 外需が(小泉・安倍政権期に比べ)伸びない中、内需中心で経済成長率、株価、そして一人当たり名目GDPを押し上げたのが小渕政権でした。
小渕政権が実施した内需拡大策とは、もちろん政府支出(公共投資+政府最終消費支出)の拡大です。

◆デフレ期には、「供給>需要」となっており、国内経済にデフレギャップが存在する。デフレギャップの存在は、企業のリストラ(供給の縮小)を呼び起こし、
それがますます国内経済の需要を縮小させ、デフレギャップを拡大する。
◆バブル崩壊後の民間企業は、積極的な投資拡大に踏み切るよりも、債務縮小に走りがち
◆デフレ不況下においては、金利をゼロにしても、あるいは銀行の流動性を高めても(いわゆる量的緩和)、企業がお金を借りない。それどころか、積極的に借入を返済しようとする。
◆民間企業が痛み、家計も振るわない中においては、政府が支出を拡大する以外に対処の方法がない

バブル崩壊後のGDP各項目の動き、GDP成長率の推移、金融主要勘定、銀行の貸出態度DI、国債金利などを見ると、上記の現象がはっきりと確認できます。
小渕政権時代に、上記のデータ分析が容易に可能だったとは思いませんが、結果を見る限り、同政権が「正しい対策」を打っていたことは明らかだと思います。
ちなみに、小渕政権後期には「好景気による税収増」により、財政はかえって健全化しました。

残念ながら、小渕首相が早期にお亡くなりになられてしまったため、日本経済は再び財政健全化路線を歩み始め、デフレは深刻化していきました。小泉政権後期、
及び安倍政権期には、アメリカの不動産バブルに端を発した世界的な好景気により、GDP成長率は回復しましたが、結局、デフレ脱却を果たすことはできませんでした。