2017年7月31日6時0分 スポーツ報知

浅野忠信“適当刑事”で民放連ドラ初主演…神木隆之介と凸凹コンビ

 俳優の浅野忠信(43)が、10月期のフジテレビ系連続ドラマ「刑事ゆがみ」(木曜・後10時)で民放連ドラ初主演を飾ることが30日、分かった。

 演じるのは独特な推理力と観察力を持ち、真実追求のためには違法捜査もいとわない刑事・弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ)。
常識にとらわれず、真実にたどり着くために容疑者のわずかな“ゆがみ”も見逃さない男。成績優秀で強い正義感ゆえに振り回されてしまう新米刑事・羽生(はにゅう)虎夫(神木隆之介、24)とバディを組み、凸凹コンビで難事件の解決に挑む。

 TBS系連ドラ「A LIFE〜愛しき人〜」(木村拓哉主演)の好演が記憶に新しいが、同局の連ドラ出演は初めて。
NHK「ロング・グッドバイ」(14年)以来の連ドラ主演に、浅野は「『ラッキー!』と思いました」と歓喜の声。
「共演者に頼って演じていこうと思います。神木君が僕を支えてくれると思う。一人では何もできない中年刑事を、思う存分楽しみたい。皆さまのおかげです」とクランクインを心待ちにする。

 神木は刑事役初挑戦。新たなコンビ定着に期待が掛かるが、「遠慮せず、弓神に突っ込み、たまに突っ込まれという面白い2人になればいい。
25歳という自分の年齢に近い男性(の役)なので、どんな風に等身大で演じていけるか楽しみ」。
初共演の浅野には「道ばたで偶然、声をかけていただいたことがある。気さくで優しい方だと思った。今から楽しみです」と話した。

 「弁護士のくず」の井浦秀夫氏の同名漫画が原作。「ビッグコミックオリジナル」に連載中の人気作だ。
1話完結で、毎回幅広いジャンルのゲストが登場し、作品を盛り上げていく。

 ◆悪い意味でなくいい加減

 原作の井浦氏は「弓神刑事の名前は『適当』。てきとうは本来、悪い意味じゃなくていい加減ということ。
白黒極端じゃなく灰色…。ドラマで、どんな風に料理してもらえるか、楽しみです」とコメント。
演出はドラマ「ガリレオ」(07年)、「任侠ヘルパー」(09年)、「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(14年)の西谷弘監督が手掛ける。

 ◆インスタでヒント

 浅野と神木、2人のインスタグラムにドラマ共演のヒントがあった。神木は、24日夕方から期間限定でインスタ再開。

 25日に「だるまさんが転んだ」で遊ぶ写真を投稿すれば、浅野も自身のインスタに「だるまさんが転んだ」の写真を投稿していた。
28日にはカフェでお茶を飲む写真を、翌29日は卓球をする写真、30日は腕相撲をする写真をそれぞれ投稿。
(以下略、全文はソースをご覧ください。)


連続ドラマ「刑事ゆがみ」に主演する浅野忠信(右)と初共演する神木隆之介
http://www.hochi.co.jp/photo/20170730/20170730-OHT1I50158-L.jpg
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170730-OHT1T50204.html