「高校野球西東京大会・決勝、東海大菅生6−2早実」(30日、神宮球場)

 怪物スラッガー清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実は東海大菅生に敗れ、清宮は最後の夏で甲子園出場を果たせなかった。高校野球の通算最多本塁打記録を更新する108号は出なかった。

 清宮の試合後の一問一答は次の通り。

 −選手宣誓では「野球を愛しています」と。

 「高校野球はこれで終わってしまいましたけど、まだ次あるので。ホントまだ準優勝で終わってしまったっていうことは、まだこれで終わりではないということだと自分でも思って、まだ次があるんだぞと、
神様に言ってもらっていると思って、やりたいと思います」

 −最後の打席のファウルは。

 「打った瞬間ファウルだなと。ミスショットしたなと」

 −五回の守備で(失点につながった)三塁手・生沼のツーバウンド送球は、思ったよりはねた。

 「最後、大きくはねてボールが土手に当たってしまって、後ろにそれてしまいました」

 −(送球エラーの)生沼に声をかけていた。

 「『悪い悪い』って。生沼もまだ1年生ですし、アイツのせいっていうわけではないので『いいから』って声はかけた」

 −整列した後、東海大菅生の主将とは何を話した。

 「小玉君から『やっぱりいいバッターだな』と言ってもらって、『そんなことないけど』って感じでしたけど、自分も『本当に俺らの分も頼んだぞ』と」

 −七回の円陣は、監督とみんなでスクラムを組んだ。

 「(右翼の)小西がナイスキャッチした後、あの流れに乗って、監督さんが円陣に入った時には何かが起こる。今までもそうやっていろいろな困難を乗り越えてきた。小西のプレーの流れで監督さんが来たと
思うんですけど『よっしゃ、流れが来たぞ!この回だ!』と声をかけました」

 −1打席目(フォークを一ゴロ)は慎重だった。

 「タイミングが合わなくて、初球を見ちゃって、準備不足だったかなと思う」

 −決勝の舞台は違った。

 「打席ではそんな変わりはなかった」

 −秋も春も決勝は劇的な勝ち方。夏に少し届かなかった要因は。

 「チャンスからの1本がなかったり、なかなかつながりが持てなかったり、そういう試合が続いていた。打撃でなかなかカバーできなかったのが敗因かな。自分もエラーとかしちゃったんですけど、それを
カバーする打撃が自分たちの持ち味だったので、そこがうまく発揮できなかったところが敗因かな」

 −最後までチームを鼓舞できたか。

 「自分だけじゃなくて、みんながすごく声を出してくれていた。今日はみんなキャプテンみたいな感じでやってくれました」

 −振り返ってみると2年半、何を追い求めてきた。

 「もちろん、甲子園に出て、優勝してというところをずっと目標にやってましたけど。今思えば、そこを追い求めてはいましたけど、友情だったり、ここまでチームを作る過程であったり、そういうところが
本当の追い求めるところだったのかなと思います」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000146-dal-base

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